動物は具合が悪い時は食事をしないということからわかるように、食べないことは免疫力を上げる究極の方法です。
現代人は高栄養、高カロリーで食べ過ぎているうえに運動をしていません。
食べ過ぎない・体を温めることを心がければ、健康でいられます。
どんな病気も血液が汚れていることが原因です。すべての臓器は血流を持って動いています。血流が酸素、血球などを運び、体の不要なものを回収しています。血液が汚れるのは、余計な栄養や老廃物、古くなった細胞が原因です。老廃物とは食べ物から発生します。つまり食べる量が多ければ多いほど老廃物が体にたまっていくということです。老廃物が溜まりやすく排出もされないので皮膚から出てくるのがアトピー性皮膚炎。食べ過ぎで体に老廃物が溜まっている人、低体温で体の中で燃焼できない人が発症しやすいです。
現在の死亡原因の3割はがん。しかも、20代でもがんにかかることがあり、若年化しています。その他、心疾患や脳卒中など死亡原因の65%が生活習慣病です。つまり毎日の食事や入浴など日常生活を見直せば病気を防げます。
体は血液をキレイにしようとします。体に良くないものを食べるとおう吐や下痢で排出しようとし、出せなかった場合は湿疹、アトピー、ニキビなどになって出てきます。しかし、これらも若い時は出す力がありますが、年齢と共に出す力が減少し体の中に溜まり、血液が汚れていくのです。血液が汚れると炎症を起こし、気管支炎、慢性鼻炎、歯肉炎等になります。炎症を起こしているところにはばい菌が発生しているので、一般的には抗生物質を服用することが多いですが、抗生物質ではばい菌は消えますが血液の汚れはキレイにはなりません。さらに悪化すると出血が始まります。頻繁に鼻血、歯茎の出血が起きる人は血液の汚れのサインです。また、アザができやすい人も血が汚れているかもしれません。
赤ら顔、顔色が黒い
手のひらが赤い
あざ
冷え、肩こり、腰痛、頭痛
クマ
まずは食べ過ぎないこと。腹8分目を心がけましょう。食べ物が老廃物の原料なので、とにかく食べる量を少なくして、体から出しやすくしましょう。生姜など利尿作用のあるのもを積極的に摂り入れるのもオススメ。そして、入浴、岩盤浴、サウナ、運動などで汗をかくように心がけてください。健康、美肌、ダイエットなどはキレイな血液が体の隅々まで届くことで効果が表れます。
ある方は35年前から漢方療法を行い、伊豆高原で段断食道場も行っており、食べない事は排出を促します。食べると消化吸収が必要なので、胃腸に血液が集中し、排出に大切な臓器、腎臓や大腸へ行く血が少なくなります。『 消化は排泄を阻害する 』 という言葉もあり、食べると出なくなるんです。断食はその逆で毒が出ていくわけです。
現代は飽食の時代になり、現代人は食べ過ぎです。ホルモンの関係からみても、空腹時の血糖値を上げるホルモンは多数あります。しかし、満腹時に血糖値を下げるホルモンはインスリンのみ。つまり、人間は空腹には慣れていますが満腹には不慣れなんです。ちょっとお腹すいたと感じるくらいに食事の量を減らしてみてください。運動をしないで1日3食は食べ過ぎです。
50年前と比べると現代の日本人がとっている食事は、和食を食べているつもりでも、肉15倍、卵12倍、乳製品25倍に増えています。そして糖質カットと呼ばれていますが、米1/2、いも類1/10と変化しているので、やはり糖質が悪いのではなく食べ過ぎが悪いのです。肉、卵、牛乳など動物性のものを多くとるとコレステロールの摂取が増えてしまいます。ホルモンはコレステロールから作られますので、ホルモン過多は女性では乳がん、卵巣がん、子宮体がん、男性では前立腺がんなどになりやすく、これは、食の欧米化と共に、病気も欧米化しているということですね。