日光浴について

 

日本ではあまり日光浴に対して良いイメージが少ないようですが、ヨーロッパの方ではとても日光浴は好まれます。

日本では、日焼けによる肌トラブルが大きな要因であり、一日の日照時間の差、メラニン色素の違いもあると思います。

が、実はビタミンの中で、唯一、太陽を浴びる事によってのみ、体内で作成されるビタミンがあります。

『ビタミンD』 ビタミンDは骨を強くする働きがあります、また、強い体を作る土台作りをしてくれます。

しかも、他のビタミン、ミネラルの働きを手助けする働きもあり、とても貴重な存在です。

できれば、自然の食材でビタミン、ミネラルを摂取されるのが最良ですが、実生活では、なかなかバランスの良い食事を摂り続けるのは難しく、錠剤のサプリメントでビタミン、ミネラルを摂取される方が多々、いらっしゃると思います。

さらに、摂取したビタミン、ミネラルをより効果的にするために、太陽を浴びるだけでよりシナジー効果がありますので、是非、日光浴をされて見て下さい。

特に小さなお子様、お年寄りの方は日光浴を意識されると良いと思います、強い体を作る為には日光浴は必須です。

また、ホルモンにメラトニンと呼ばれるホルモンがあります。

睡眠の話になるのですが、本来、体内時計と呼ばれるものは25時間であるとされています。

1日は24時間、1時間誤差がありますよね、では、この1時間の誤差を修正するには?

答えは、太陽を浴び、目または肌が日を認識することで、脳の視床下部からメラトニンが分泌されて14時間後に自然と眠たくなるように働きかけてくれているからです。

ですので、朝、起床されたら是非、太陽を浴びられてみて下さい。

また、11時までに太陽を浴びないと、メラトニンが分泌されませんので注意が必要です。

動物、植物には太陽は必須です。

が、何故か日焼けのためだけに太陽に浴びないこと自体...

太陽に浴び過ぎも良くはないですが...

浴び過ぎず、浴びなさ過ぎずがベストです。

が、これから寒くなる時期には太陽は浴びれるだけ浴びる事をお薦め致します。

洗濯物も太陽に浴びせ、できれば、お布団も太陽に浴びせ、体も太陽に浴びせるだけでも日々の日常が特別な一日になって参ります。

小さなお子様、お年寄りの方は午前中の日光浴を当院としては推奨致します。

 

『お薬に頼らない生活を』

たまえ治療院 院長 玉江 陽

 

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