ブラッシングについて
最近、ブラシを使って髪を梳いていますか?
お客様に聞いても、『使っていない』と言う答えが大半です。
少し時代を前に戻し、カラーやパーマがなかった時代は、女性はロングで黒髪のイメージが強く印象に残っていると思います。
一番、印象的なイメージとしては、平安時代の着物姿の女性でしょうか?
昭和の時代ではバブル期、茶髪にソバージュの当時の日本の若い女性は外国人に憧れた結果、髪質を悪くしてしまいました。
ここがターニングポイントではないかと思いますが、髪がストレートの場合は長髪を扱う時、必ず、櫛で髪を梳くと思います、が、ウェーブヘアーの場合は?
櫛で髪を梳かずに手櫛で髪の絡みをほぐし、スタイリング剤を付けてのセット。
この時点でブラシを使うと髪が絡み、最悪は切れ毛をつくったり、髪が膨らみ広がりまとまらない状態をつくってしまいます。
自然とブラシでブラッシングをしなくなりました。
この時点から、ブラッシングは髪に悪いと言うイメージができてしまっての現在になります。
ここで一つ、最近は様々なストレスの影響で薄毛や白髪、細毛が問題になり関心が高くなっています。
確かに近年の食べ物や生活習慣の変化も影響しているとは思いますが、先ず、一番に皆が皆、頭皮が硬いと言う共通点があります。
要は『頭皮の血流が悪い』と言う事なのですが、ここで頭のマッサージをして頭の凝りをほぐしましょうと言う事になって参ります。
が、なかなか、自分では難しいのでサロンでヘッドスパと言うメニューをされます。
その日は気持ちが良く、次の日もまだ、余韻は残っているとは思いますが、三日後はどうでしょうか?
当店では、美容室の滞在時間よりお客様の私生活の時間の方がケアするには大切であると考えています。
毎日する事で無理なく、簡単でしかも、良い結果が出て、喜ばれ当店を信頼して頂く。
当店では、ブラッシングの重要性をお伝えしています。
昔の人の髪は黒く太く綺麗ではなかったではないでしょうか?
では、何故か?
ブラシを使い髪と一緒に頭皮もブラッシングをしていたからです。
頭皮をブラッシングし動かす事によって頭皮の血流が良くなります、頭皮の血流が良くなると言う事は凝り固まらなくなるので、頭皮が軟らかくなり、血液には髪の栄養も入っているので栄養が髪が生えてくる毛根への血液の量が増え働きが良くなるので、生えてくる髪は良い状態に必ずなります。
一石二鳥と言う事になりますね。
相乗効果も考えれば、とても効率的であると思います。
基本、ブラシはプラスチックの毛ではなく動物の毛で出来たブラシを推奨致します。
時間よりも回数が多い方がより効率的ではないかと思います。
当店では、ブラッシングの仕方、ブラシの使い方も実演し細かな部分もお伝えしています。
ブラッシングをすればするほど、髪は綺麗なっていきます。
是非、当店でブラッシングを経験されてみて下さい。
『必ず、納得し感動をお約束致します』
美容室びーだま 店主 玉江 陽