山陽小野田市の美容室 美容室びーだま では、1年半の期間、IFA(国際アロマセラピスト)の資格を取得するため、週一回の勉強会に参加しております。
毎週、習った事は、美容室 びーだま【国際アロマセラピスト(ifa)】ニュースで、ご報告致して参ります。
また、一年かけて、IFA(国際アロマセラピスト)とは、何なのか?
また、どの様な、団体で、どの様な、活動をしているのかも、しっかりと、お知らせ致して参ります。
1. 一般呼称: True lavender (トゥルー ラベンダー)
日本では True を真正と訳し、 真正ラベンダー と呼ばれている
2. 学名: Lavandula angustifolia ( Lavandula officinalis )
Lavandula vera がかつては True Lavender と思われていたので、今でも上記2つと Lavandula vera が良く混合されている
3. 属名: Lamiaceae ( Labiatae ) (シソ科)
4. 類似の植物:
亜種、変種を含めて数多くあるので学名・産地等でしっかりと押さえること
Lavennder hybride を参照
5.植物特性:
多年草 ( 約40年間使える ) で薫り高く藪状になる
1m位になる
茎は四角形をしており、葉は小さい
オイルは小さい星形の毛むじゃらなものの中のあるのですが、花、葉、茎も毛で覆われている
花の色は種類に異なり紫、青、ピンク、白等がある
高度700~1,400m位が育成に最適
フランス・グラース地方の農場は高度が1,100mの所にあることから、製品名を Lavande1100 と名付けているところもある
南ヨーロッパ特に地中海沿岸が原産地、次いでカナリー諸島、インドもしかり
加えてスペイン、ブルガリア、ロシア、タスマニアでも栽培されている
現在、品質面からみての2大主要生産地はフランスのグラス地方と英国のイーストアングリア地方のノフォークです
7. 使用部位:
新鮮な花の頭の部分
8. 抽出方法:
蒸気蒸留
9. 収率:
1.4%~1.6%
10. 色:
無色から薄黄色
11. 香り:
花と薬草の香りに加えてかぐわしい木の香りが undertone にある
フランスからの Lavandua angustifolia は Linalyl-acetate の率が高くフルーティーで甘い香りがする
一方、英国からの Lavandua angustifolia には Linalol-acetate の率が高く、樟脳の様な匂いがする ( Camphor は全く含んでいない )
12. 主要化学成分:
Traces まで入れると800以上の化学成分があるが主要なものは次の通り
Linalyl acetate (26~40%) (Terpenoid ester で Lavender に香りをつける)
Linalol (30~40%) Alcohol
Lavanduol Alcohol
Lavandulyl acetate Ester 少しスパイシーな暖かみのある香りの元
Terpineol
Cineol Oxides
Limonene & Pinene Terpenes
Phenol storong antiseptic and antibiotic
+traces ですが、 Camphor ( ひきつけを起こす )はない
高度が高くなると Ester の比率が高くなる
13. 類似品:
Lavandin を True lavender の代わりに購入しないこと
14. 歴史:
a) 古代からラベンダーは万能薬としてまた香水として使われてきた
b) ローマ人達はラベンダーの花を風呂に入れて香りを楽しんだ
c) Lavender の語源はラテン語の Lavare ですが、その意味は洗い流すと言う意味ですが、体を洗うと言うだけでなく、傷も洗うと言う意味もあった
d) ドイツの Bingen ( Frabkfurt の南 ) 近くの Rupertsberg にあったベネディクト修道院の Saint Hildegarde ( 1098-1179 ) 別名 Saint Healer ( 聖なる癒しの人 )は医術に関して4つの論文を書いている
その1章が Lavender とその治癒力についてである
彼女は250を超える化学成分についても記述している
彼女はギリシャの医者 Theophrastus , Dioscorides , Galen ( Gladiator doctor ), ローマ時代の pliny ( Roman writer ) 等の著述の訳を出している
f) Dr.Rene Maurice Gattefosse が Aromatherapie と言う言葉をつくる (
1937 )
g) Dr. Jean Valnet (フランス陸軍の軍医外科 ) がWW2(第二次世界大戦)に従軍した時、ラベンダーを使い、負傷兵の治療に用いてその腐敗防止力、鎮痛力で効果をあげる
戦後、彼は学校を作り精油の効果を教える
h) 新鮮なラベンダーをシナモン、スイートフェンネル等と一緒にお茶として飲むと黄疸の治療や心臓の強化になることが発表される
i) 18世紀にロンドンの南の Mithcham,Surrey と言う所 ( 300エーカー ) に Lavender が植えられた精油が収穫されるようになったが、このオイルはフランスのオイルの価格の6倍で取引された
j) 英国の香水メーカー Yardley は Mithcham's Lavender を使って香水や石鹸を作り始めた
k) 英国ではラベンダーを乾燥させてベッドシーンや枕カバーを入れるタンスに入れた
そうするとラベンダーの香りがシーツに移り熟睡でき、また不眠症の解決になった
l) 1,760年以前はどんなラベンダーも仕分けはされず、みな一緒にされてオイルは作られた
このオイルは Sticadore とか Spike oil と呼ばれていた
m) かつては Lavandula vera が間違って True lavevder と思われていたが、現在では植物分類学者により Lavandula Spica の一種と分類されている
n) 1,760年以降は、ラベンダーは個々に識別されるようになった
o) 通りの名前、場所の名前や人に対するある呼び名にラベンダーはしばしば用いられた
Lavender-Hill South London にある丘
Fields of Norfolk と言えばすぐにラベンダーが思い出される
Fields of Grasse と言えばグラース地方のラベンダーとなる
Lavender girls Film 'My Fair Lady' に出てくるラベンダー売りの娘